2010年8月10日火曜日
(7月31日~10月11日) もっと動きを:振付師としてのアーティスト at 広島市現代美術館
最近 広島現代美術館に行かれるゲストが多いなぁと思っていたら、こんな特別展が行われているのを知りました。かなり面白そうなので、みなさんも是非!
“展覧会という舞台、アーティストという振付師”
「もっと動きを」展では、身体の「動き」と美術の密接で創造的な関係に注目します。
パフォーマンスやダンス、演劇の要素を、絵画、写真、映像、インスタレーションなど、美術表現の形態と融合させる革新的な試みは、戦後美術の中で様々に行われてきました。例えばアクションペインティング、そして60-70 年代には、ビデオというニューメディアの登場によって、パフォーマンスを映像に残し、より永続的な形態で作品化する手段を手にすることができるようにもなりました。近年、身体を表現手段にした歴史的な試みにインスピレーションを得て、パフォーマンスと美術のそれぞれの枠組みを横断し、その関係性を再解釈、静的と捉えられがちな美術がアクティブで豊かな要素を加えて展開する動向が活発になっています。それはまるで振付師のように、アーティストが身体の「動き」という形なき要素を素材に、ユニークな美術作品を生み出していく、創造的、越境的試みといえます。
本展は、身体の「動き」を作品に取り入れたパイオニアから若手作家の試みまで、異なるジェネレーションのアーティストの活動を紹介します。展覧会という2 ヶ月間継続して幕の開く舞台で、またステージと客席の別れていない展示室という劇場で、アーティストたちは美術作品の形式や展覧会の慣例を問いかけながら、作品と場所、演者と鑑賞者との間にユニークな関わりを築いてゆきます。
参加作家
ヴィクトル・アリンピエフ、ウィレム・デ・クーニング、橋本聡、今村哲、ジョーン・ジョナス、ヤンドゥ・ヂョン、イヴ・クライン、ブルース・ナウマン、ロビン・ロード、澤登恭子、白髪一雄、田中敦子
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会期 2010年7月31日(土)~10月11日(月・祝)
開館時間 10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 ※9月20日・10月11日(月・祝)は開館、9月21日(火)は休館
観覧料 一般1,000(800) 円、大学生700(600) 円、高校生500(400) 円
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